黒崎祇園山笠は岡田神社、春日神社、一宮神社の氏子によって毎年7月中旬~下旬頃に行われている祭礼。1605年から始まったとされ、400年以上の歴史があり福岡県の無形民俗文化財にも指定されている。
山笠は武者人形等を飾り付けた高さ4.5m幅3m重さ2.8tもの山車のことだ。太鼓や鉦(かね)の祇園囃子に合わせてこの豪華な山笠を勇壮に曳き廻す演技は見物。また戦国時代の合戦の太鼓の勇ましさを取り入れたと言われているこの祇園囃子は、ほら貝の音も入り独特の調子をつくっている(合戦の始まりの合図としてほら貝を吹く文化があった)。その激しいお囃子に合わせてぐるぐると廻る山笠は圧巻の迫力。ケンカ山笠とも呼ばれる所以だ
金曜日の午後6時から前夜祭が始まる。 8基の山笠が勢揃いする競演会は見物だ。ライトアップされた山笠が練り歩く姿はさながら光のパレード。煌びやかさと勇壮さが一体となる夜の山笠は必見だ。
初心者は責任者の指示に従う事
はっぴなどの服装は山笠ごとに決められている指定のものを着用
北九州市へのアクセス
[最寄り駅]
JR黒崎駅
会場
JR黒崎駅下車すぐ
北九州市八幡西区黒崎駅前通り(ふれあい通り)