【ユネスコ無形文化遺産】青柏祭は、大地主神社(山王神社)の例大祭で、能登で一番盛大な春祭りだ。歴史は古く、平安時代(981年)に能登の国祭りに定められたといわれる。神々を迎え、日々の豊かな暮らしを祈念するお祭りだ。5月4日に大地主神社にて神事が行われる。
この祭りでは日本一の大きさともいわれる、重さ20トンにもなる曳山(山車、通称でか山)が3町から集い、町中を曳き回される曳山行事が特徴だ。中でも、狭い路地をほぼ直角に曲がる「辻廻し」が最大の見どころであり、迫力満点。また、観光客が山車を曳くことに参加することもできる。
青柏祭の見どころはなんといっても、高さ12m、重さ20トンにもなる日本最大級の山車(でか山)が、町中の狭い路地を建物スレスレで曳き回されるところ。特に、山車を曳く若い衆が協力し、てこの原理で前車輪を浮かせて狭い路地で方向転換する「辻廻し」は必見だ。ぜひその迫力を味わってほしい。
青柏祭の曳山行事は見物だけでなく、体験することもできる。町の人も、訪れる大勢の観光客も一体となって、この巨大な山車を曳いて祭りを盛り上げる。熱気あふれるこの貴重な体験をぜひ。
巨大な山車「でか山」を曳く際は、動きやすい靴で参加すること。ハイヒールや、かかとのないサンダルなどでは参加不可。
七尾市へのアクセス
[最寄り駅]
JR七尾駅(JR七尾線)
会場(明確にあれば)
・大地主神社(山王神社)
石川県七尾市山王町1-13
※曳山の場所は日時によって異なる