「むらやま徳内まつり」は村山市出身の江戸時代の探検家最上徳内にちなんだ祭りである。彼が蝦夷地(現在の北海道)を調査していた際の活動拠点が現在の北海道厚岸町だったことがきっかけとなり村山市と友好都市となった。1994年、厚岸町の「厚岸囃子」を村山まつりに招待。その迫力に感激した有志により、翌年「徳内ばやし」が発足した。3台の山車で始まった祭りも現在では参加人数も年々増え山形を代表する祭りへと成長してきている。
そんな村山徳内ばやしは、鉦、笛、太鼓、掛け声からなる囃子手たちが奏でる軽快なリズムに合わせて、鳴子(祭りで使われる打楽器)を手にした踊り手が勇壮かつ華麗に舞い踊るもの。中でも観客も飛び入りで参加できる「市民の山車」は毎年大盛り上がり。簡単な振り付けを地元の踊り手と一緒に踊ることができる。
各参加団体によって異なる、工夫を凝らした衣装や振り付け、山車を見比べよう。衣装ひとつとっても、伝統的な着物や法被をアレンジしたスタイルのものから、個性溢れるスタイルまで様々な衣裳が見られる。気に入った衣装や山車のチームをみつけよう!
なんといっても迫力のある演舞は必見。アップテンポなお囃子のリズムとかけ声、笛の音に合わせて、ダンスと格闘技の型の動きがミックスされたようなダイナミックな舞が披露される。特に最終日の最後の競演は見物だ。
特になし
村山市へのアクセス
[最寄り駅]
JR村山駅
会場
村山駅付近 ふれあい広場
ふれあい通り(元木ラジオ店前十字路~村山駅前十字路)
まつり広場(北信十字路~村山駅前十字路)
住所:村山市楯岡五日町