浦安三社例大祭は浦安市内の3つの神社「清瀧(せいりゅう)神社」「豊受(とようけ)神社」「稲荷神社」の合同の祭り。大小100基以上の神輿や山車が、3神社の周辺の市内元町エリアを中心に繰り出す、浦安伝統の祭りだ。神社に神輿が奉納された大正12年(1923年)頃から行われるようになり、4年に一度、閏年に開催される。(夏季オリンピックの年に行われる。)
「地すり」という独特な神輿の担ぎ方や、一般的な祭りの掛け声「わっしょい」ではなく「マエダー、マエダ(前だ)—」という掛け声等、この祭りならではの見どころが満載だ。また衣装さえ揃えれば神輿を担ぐ事もできる。
昔は海に面した漁師町だった浦安。4年に一度のこの大きな祭りでその熱気の面影を感じる事ができるだろう。
この祭り最大の見せ場「地すり」は、「擦(す)り」「揉み」「差し」「放り」の4つから構成されるこの地域に昔からあるという独特な神輿の担ぎ方だ。鳳凰が舞い降り飛び立つまでを表していると言われており、「擦り」「揉み」では低い位置で担ぎ、「差し」で頭上高く持ち上げ、「放り」では神輿を放り上げる!
神輿が広い通りや交差点に来ると合図があり、始まるので、安全に気をつけながら楽しもう!
浦安三社祭りでは、最低限の祭りの格好をして、足袋を履いていれば誰でも参加できる。東京・浅草や、ネットで事前に購入しておければよいが、浦安駅周辺にお祭り用品を取り揃えている店もあるので、そこでアドバイスを受けながら揃えてみるのもよいかも。皆楽しそうに担いでいるが、神輿は重く、皆と息を合わせて担ぐのはなかなかハード。準備運動をして臨もう!
宵宮、御霊入れのときのカメラのフラッシュ撮影はできない
御神酒所で飲み物等をいただいた時は必ずお礼を言う
ドローン等の使用は禁止
トラブルの原因となるので、スニーカーなどをはいたまま神輿の担ぎ手の中には入らないこと
浦安市へのアクセス
[最寄り駅]
東京メトロ東西線浦安駅
会場
浦安市内 元町地域〜中町地域にかけて
清瀧神社 浦安市堀江4-1-5
豊受神社 浦安市猫実3-13-1
稲荷神社 浦安市当代島3-11-5