葵祭

京都府, 京都市

1000年以上続くお祭り 一日中 見るお祭り 関西

祭りの概要

葵祭は下鴨神社と上賀茂神社の例祭で、祇園祭、時代祭とともに京都三大祭のひとつとして知られている。祭りの起源は約1400年前といわれるほど古く、京都最古の祭とされる。風雨が激しく作物が実らなかった時代に、五穀豊穣と国民の安泰を願って行われた祭礼がはじまりとされる。平安時代以降は国家的な行事として行われてきたため、日本全国の祭りの中でも数少ない、王朝風俗の伝統が受け継がれているものだ。総勢約500名、馬36頭、牛4頭、牛車2基の行列は、先頭から最後尾まで約1kmに及び、平安朝の貴族そのままの優雅な姿で市中を巡行する。また、葵祭の名の通り、行列を構成する牛車(ぎっしゃ)や勅使たちはアオイの葉で飾られる。

046 Reh Aoi Matsuri Festival

Things to do

1. 王朝時代を感じる優雅な貴族行列は必見

046 Re1 1 Aoi Matsuri Festival
046 Re1 2 Aoi Matsuri Festival

祇園祭が庶民の祭りであるのに対して、葵祭は貴族の祭り。平安貴族そのままの姿に扮した総勢500名の人々や華やかに飾られた牛馬が行列する。日本の王朝風俗の伝統を感じられる貴重な光景だ。行列は「本列」と「斎王代列」に大別される。午前10時30分に京都御所を出発し、下鴨神社を経て、15時30分頃に上賀茂神社に到着する。日本が誇る歴史都市で、かつての王朝時代の風雅を体感しよう。

2. 有料観覧席で行列をゆっくり楽しもう

京都市観光協会ではお祭りの行列をゆっくり落ち着いて見たい人向けに、有料観覧席のチケットを販売している。観覧席が設置されるのは、華やかな行列が出発する京都御苑内の沿道と、行列の終着地でありユネスコの世界遺産に「古都京都の文化財」の1つとして登録されている下鴨神社の参道だ。お祭りの見物とともに古都京都を代表するスポットで歴史を感じよう。

観覧席料金:
全席指定1席 2,050円(パンフレット付) https://www.kyokanko.or.jp/aoi...
英語イヤホンガイド付観覧席1席 3,500円 http://tabihatsu.jp/tabee-japan/program/93033.html(英)
※チケットの購入は京都市観光協会へ問い合わせ(日・英)
075-213-1717

Information (基本情報)

  • 開催日時 2019年5月15日
    毎年5月15日に開催
    ※雨天の場合5月16日に順延あり、当日の早朝に判断される
  • 開催場所 京都御所を出発し、下鴨神社を経て上賀茂神社に向かう市内ルート
  • 一般参加の可否 見物のみ
  • 外国語対応の有無 市内観光案内所等
  • Wi-Fiの有無 市内各所
  • トイレの有無 市内各所
  • HP

    https://www.kyokanko.or.jp/aoi/

  • SNS

    https://www.facebook.com/kyokanko/

  • 問い合わせ先 京都市観光協会
    075-213-1717

Rules & Manners(参加のルール&マナー)

特になし

Access Map (アクセスと地図)

京都市へのアクセス
[最寄り駅]
JR・近鉄 京都駅

会場
・京都御苑
住所:京都府京都市上京区京都御苑3
(電車)京都駅から地下鉄烏丸(からすま)線乗車、丸太(まるた)町(まち)駅から徒歩5分
(市バス)京都駅から市バス乗車、府立医大病院前停留所から徒歩15分

・下鴨神社
住所:京都府京都市左京区下鴨泉川町59
(電車)京都駅から地下鉄烏丸(からすま)線乗車、北(きた)大路(おおじ)駅から市バス乗車(1番・205番)、下鴨神社前。
(市バス)京都駅から市バス乗車(4番・205番)、下鴨神社前

Yuki Kishimoto
ライター
石川県金沢市出身。企画・編集者。豆腐と日本酒、サッカー愛好家。

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