海士町は「日本で最も美しい村」連合に登録されている、豊かな自然と昔ながらの暮らしが息づく美しい島。キンニャモニャ祭りはこの海士町に古くから伝わる民謡「キンニャモニャ」を踊る夏の風物詩。1996年に始まり、地域活性化を目的に、イベントを通して伝統文化の継承・保存と郷土愛の育成、島内外の人々の交流拡大を目的に開催されている。メインステージでは伝統の「餅投げ」、豪華賞品が当たる抽選会、地域芸能交流会などのイベントが盛りだくさん。駐車場には地元の方々による屋台が並ぶ。その後には、2400人弱の人口の島で1000人が参加するメインイベントの「キンニャモニャパレード」と打ち上げ&水中花火の競演が行われる。
毎年、東京や大阪など島外からの踊り手も殺到。色とりどりの衣装に身を包んだ踊り子のパレードは見ものだが、両手にしゃもじを持って愉快に楽しく踊るキンニャモニャ祭りは、見るより踊るほうが楽しいのは当然。
18時頃からスタートするメインイベントの「キンニャモニャパレード」。しゃもじを手に持ち、打ちながら全身で踊るキンニャモニャ踊りは、見ているだけで身体が動き出す愉快な踊り。それならしゃもじを借りて、島の人と一緒に踊りに参加しよう!踊り方を聞いてもよし、見よう見まねで踊ってもよし。古くから港町として様々な人と交流を育んできたこの島の人は喜んで受け入れてくれる。必要なことは、存分に楽しむだけ。
パレードの後、祭りの夜を彩る盛大な花火が、空と海であざやかに花開く。 日本の原風景が残る小さな、美しい島で見る花火は忘れられない記憶になるだろう。
日本海沖に浮かぶ自然豊かな海士町は、新鮮な海の幸をはじめ、様々な農産物やブランド牛でもある「隠岐(おき)牛(ぎゅう)」など食材の宝庫だ。祭りの日に島の人たちが出店する屋台の味はどれも絶品。決して都会では出会えない島のグルメを堪能しよう。
毎年リピーターが多く、島の限られた宿泊施設が満室になってしまうため、できるだけ早く予約が必要。宿泊に関する問い合わせは下記まで。
海士町観光協会
08514-2-0101
info@oki-ama.org
海士町へのアクセス
・飛行機の場合
米子空港からバスに乗車(約30分)→七類港(しちるいこう)からフェリー乗車(9:00, 9:30発、約4時間)→菱浦港(海士町)
米子空港からバスに乗車(約25分)→境港(さかいみなと)から高速船レインボージェットに乗車(12:00発、約2時間)→菱浦港(海士町)
・電車・バスの場合
JR境港駅から徒歩すぐ→境港(さかいみなと)から高速船レインボージェットに乗車(12:00発、約2時間)→菱浦港(海士町)
JR松江駅→(バス)→七類港(しちるいこう)からフェリー乗車(9:00, 9:30発、約4時間)→菱浦港(海士町)
注意:
・境港および七類港と菱浦港(海士町)を結ぶ定期船は、本数が限られているため、あらかじめ計画を立てる必要あり。場合によっては、周辺で前泊が必要となる。また、海士町から戻る便も限られているため、祭りに参加する場合は宿泊先の確保が必要。
定期船の運行スケジュールや問い合わせ先は下記を参照(英語)。
http://www.oki-kisen.co.jp/cat...
会場
菱浦港(キンニャモニャセンター駐車場)
島根県隠岐郡海士町福井1365-5