冬は雪の街、札幌が新緑に染まる6月。札幌の目抜き通り・大通公園を中心とする市内各所でYOSAKOIソーラン祭りが開催される。この祭りは、高知県の「よさこい祭り」をルーツに1992年、よさこい祭りの「鳴子」(よさこい祭りで必ず使う楽器)と北海道の民謡「ソーラン節」をミックスして誕生した。両方とも日本人なら誰もが知っている有名なものだ。色とりどりの衣装を身にまとい、鳴子を手にした踊り子たちが、ソーラン節のメロディに合わせて躍動する。
YOSAKOIソーランは、「鳴子」と「ソーラン節」を踊りの中に取り入れること以外はすべて自由。老若男女様々な市民の、チームごとに異なる振付・音楽・衣装・パフォーマンスなどを楽しむことができる。北海道内はもちろん、日本全国さらには海外にも広がり、約270チーム27000人の参加者と約200万人の観客が集う祭りだ。地域や世代の枠を超えた祭りの輪は今も広がり続ける。
祭りへの参加は大歓迎!気軽に飛び入り参加できる「ワオドリスクエア」。鳴子の貸し出しもあるので、見よう見まねで踊り子気分を味わえる。ぜひ一緒に踊ってみよう。土日の午後の時間帯に開催。
また土曜日は、当日1時間程度の練習でメインパレード会場で踊ることができる「体験参加チーム」もある。参加は有料で、事前受付か、当日直接受付に行くと参加できる。法被や鳴子も用意してもらえるので、ぜひ参加してみて。
オリジナルのTシャツ・タオル・キーホルダーなどの定番グッズのほかに、参加チームオリジナルのデザインをあしらった「缶バッジ」が人気。会場内にある「ガチャガチャ(カプセルトイ)」に入っているのでどのチームが出るかはお楽しみ。何が出るかわからない楽しい「ガチャガチャ」を楽しんで!
また和風模様の手ぬぐいや扇子は、海外からの観光客にも大人気の土産。
「北のふーどパーク」ではラーメン、ジンギスカン、いくら丼、毛ガニ汁など、北海道ならではの美味しいものの屋台が集まっている。さらに全国各地からご当地名物の食べ物も出店され、日本全国の美味しいものが食べられる!期間中、メイン会場付近の大通公園西5、6丁目で展開されているので行ってみよう。
特になし
札幌市へのアクセス
[最寄り駅]
JR北海道函館本線 札幌駅
会場
⇒メインとなる大通会場は、
地下鉄東西線・南北線・東豊線「大通駅」5番出口、
地下鉄「東西線・西11丁目駅」4番出口からすぐ