この地域に伝わる400年以上続く、伝統的な祭り。8台の山車がお囃子に合わせて町内を回る。
お囃子に合わせて山車を回転させる「ぶん回し」や、祭りの最後「叩き別れ」で一台一台が去っていくクライマックスはみどころだ。一ヶ月以上かけて準備や練習を重ねたお囃子や、華やかな山車にも注目しよう。
祇園祭は、京都八坂神社の祭礼として有名で、八坂神社が各所に勧請(かんじょう)(神様の分霊を迎えること)されるにつれて、祇園祭も全国へ広がった。
山車曳(だしひ)きや「あんば囃子」などが約400年前に江戸崎に伝わり、古くから神輿の余興とされていたが、現在では祭りの主として山車の運行が行われるようになったという。
8台の山車による、お囃子にあわせて山車を回転させる「ぶん回し」は見どころ。台座部分の中心に軸が通してあり、そこを中心に屋台部分が回転するのが江戸崎の山車の最大の特徴。「早調子(はやちょうし)」と呼ばれるお囃子にのせて、各地区の広場や十字路で行われる。綺麗な飾り付けをされた山車が回転する様子をみよう。
祭りのクライマックス、8台の山車が一同に介してお囃子を叩く「叩き別れ」
大きな山車が1ヶ所に集まっているだけでも圧巻だが、それぞれがお囃子を叩き合い、一台一台去って行く様子はクライマックスに相応しい盛り上がりをみせる。祭りの最後の迫力を味わおう。
特になし
JR常磐線「佐貫」から約20km
「牛久」から約19km
「ひたち野うしく」から約19km
「荒川沖」から約19km
「土浦」から約20km
JR成田線「下総神崎」から約13km
「滑川」から約11km
圏央道「稲敷IC」から約10分
JRバス「常磐線土浦駅」から「江戸崎駅」 約50分