江戸時代から続く、水の恵みに感謝し豊作を祈る祭り。祭りの行われる浅野地区は土地の高低差が激しく、江戸時代には水不足に悩まされていた。そこで矢延平六という武士が新池というため池を造った徳を偲んで行われるようになった。
色鮮やかな化粧をした人々が、新池まで約2kmの道のりをひょうげ(おどけ)て練り歩くことがこの祭りの特徴だ。さらに神輿の渡御の際に使われる神具や衣装が農作物や家庭用品を中心に整えられていることにも注目だ。神具一式は香川県有形民俗文化財に、渡御行列は高松市無形民俗文化財に指定されている。香川県に伝わる一風変わった祭りを楽しもう!
ひょうげまつりでは、新池までの約2kmの道のりを渡御する。午後4時頃、到着地点の新池では大人の男性が肩まで浸かるほどの深さの池に神輿と共に飛び込んでいく。祭りのクライマックス、一番盛り上がる見どころだ!
ひょうげまつりの「ひょうげ」にはおどける・滑稽という意味がある。色鮮やかで、おどけているかの様な表情の化粧をした人たちが、名前の通りひょうげて町を練り歩く。祭りで使われる神具や衣装も特徴的で、農作物を中心に作られている。棕櫚と呼ばれる植物で作られた髭や、飼料の紙袋を編んで作られた袴や羽織に注目してみよう!
練り歩く道沿いの私有地に入らない
練り歩く人々の邪魔をしない
高松市へのアクセス
[最寄り駅]
高松空港
JR高松駅
会場
住所:香川町浅野1968-15(浅野地区集落研修センター)
最寄りバス停 コトデンバス 川東バス停
(塩江線又は日生ニュータウン線)
川東バス停から香川支所まで徒歩約5分。香川支所から出発地点まで無料送迎バス乗車約5分。
(高松空港からタクシーで、香川支所まで約10分)