龍神まつりは、この地方にある「龍神三郎」の伝説をモチーフに作られた巨大な龍が舞う祭りだ。伝説の発祥の地、真楽寺の「龍神開眼式」から始まり、杉木立に囲まれた神秘的な雰囲気の中、爆竹や龍神太鼓保存会「鼓響」の太鼓の音が響きわたると、とぐろを巻いていた龍神が永い眠りから目を覚まし、舞を披露する。その後、駅前の会場や「龍神の杜公園」へと移動し、太鼓と花火との響演が勇壮な、夜の龍神の舞によって祭りはクライマックスを迎える。
祭りの主役、龍神「甲賀三郎」は、全長45m、胴まわり最大3.3mの国内最大級の龍。担ぎ手は男性50人必要だ。女性が担ぐ中龍「舞姫」も全長30mと、どちらも大迫力だ。他にも町の子どもたちによる子龍の舞や舞踊流し、やまゆり展示、スタンプラリーなど多くのイベントが楽しめる。
午後1時から真楽寺で行われる龍神開眼式。山門で開眼式を終えた後、龍は池に入り、火を噴きながら階段を上っていく。樹齢千年以上の神代杉に囲まれた中で行われる神秘的な真楽寺での開眼式は必見だ。
午後7時半からは「龍神の杜公園」で龍神の舞が披露される。全長45m「甲賀三郎」と全長30mの「舞姫」が、龍神太鼓・銅鑼・爆竹の音と、煙幕の中、火を吹きながら舞い踊る姿は幻想的。最後は花火が上がり、祭りの終わりと共に龍はまた眠りにつく。
ふれあいタイムでは、祭りで使う龍を担いだり、太鼓を叩いたりすることができる。またこちらに参加すると、記念品がもらえる(数に限りあり)。ぜひ参加してみて。
ドローンでの撮影等は危険なので禁止。
ゴミは各自で持ち帰ること。
当日会場周辺は車両通行止めになる。
公共機関・シャトルバスの利用を推奨。
北佐久郡へのアクセス
[最寄り駅]
しなの鉄道線 御代田駅
会場
真楽寺、駅前広場、龍神の杜公園
・住所
真楽寺:北佐久郡御代田町大字塩野142
真楽寺:御代田駅から車で10分(当日は駅からシャトルバスあり)
駅前広場:御代田駅前
龍神の杜公園:御代田駅から徒歩5分