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祭りの概要

このお祭りはもともと長崎新地中華街の人たちが、中国の旧正月（春節）を祝う行事として始めたもの。1994年から「長崎ランタンフェスティバル」として規模を拡大し、長崎の冬を彩る一大風物詩となった。長崎市内中心部では約15000個に及ぶ中国ランタン（中国提灯）が各所に飾られ、街中が極彩色の灯りで彩られる。また、大小様々なオブジェも設置され、大きいもので約10m以上にもなる。また、メイン会場となる新地中華街のステージイベントでは、獅子舞や龍踊り、中国雑技、二胡演奏など、中国文化を感じられるショーが毎日開催される。この異国情緒あふれる幻想的なお祭りは15日間開催され、100万人を超える人々を魅了する。

Things to do

1.　とにかく圧巻！街を彩るランタンやオブジェの幻想世界

メイン会場となる新地中華街会場には多くのランタンと大型オブジェが設置され、華やかに彩られる。中華街の雰囲気やグルメを味わいながら街歩きを楽しみたい。また、国の重要文化財に指定されている日本最古のアーチ型石橋「眼鏡橋」がかかる中島川公園会場では、ここだけにしか飾られない黄色いランタンが川面に映り、幻想的だ。その他、ショッピングも楽しい「浜んまち会場」など、期間中に市内各所を巡るのもオススメ。

2.　華やかな中国文化を体感しよう

古くから中国との交流が盛んだった長崎。このお祭りでは中国の旧正月（春節）を祝う華やかな雰囲気を存分に味わうことができる。期間中の土曜の午後に開催される「皇帝パレード」は、中国の清朝時代の正月に、民衆と一緒に新年を祝う様子が再現されており、パレードルートは多くの人出で賑わう。メインの新地中華街会場では伝統の中国雑技パフォーマンスや龍踊りが毎日公演され、市内各地に残る中国史跡でもイベントが開催される。