お松引き

山梨県, 丹波山村

100年以上続くお祭り 参加もできる! 関東

祭りの概要

日本のお正月には、「門松」と呼ばれる松の飾り物を、各家庭の玄関に置く風習がある。門松は神様への目印として、新年の幸福をもたらしてほしいという思いが込められているのだ。「お松引き」は、その門松をとりはらう神事。丹波山村に古くから伝わる、正月をしめくくるお祭りとして、1年間の無病息災や五穀豊穣を祈願して行われる。このお祭りでは、古代から運搬具として使われた木製のソリである「修羅」に、各家庭の正月飾りの松や竹を積み飾る。完成したものは「お松様」と呼ばれ、重さは2トンほどにもおよぶ。お松様には30m以上の2本の縄がつけられおり、これを地元の人や観光客みんなで、威勢よく引いていくのだ。修羅の内部には台座が設けられ、笛や太鼓で盛り上げる。50メートルほど進んではお酒が振る舞われ、街道沿いの民家の2階からはミカンや餅がばら撒かれる。それをくり返し、3時間ほどかけてやっと、約400メートル先の神様のもとに到着。300年つづく伝統の奇祭に参加してみよう。

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Things to do

1.  修羅を使う、日本で唯一の奇祭

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古代から運搬具として使われた木製のソリである「修羅」。その上に、各家庭の正月飾りの松や竹を積み、正面にはその年の干支の飾り物を飾る。完成したものは「お松様」と呼ばれ、重さは2トンほどにもおよぶ。お松様には30m以上の2本の縄がつけられおり、これを神様のもとまで引いてお供えする。

2. 地元の人も、観光客もみんなで楽しもう!

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お松引きは、村総出と観光客による体験型のイベントとしても人気がある。大量のお酒が振る舞われたり、道中で餅つきを体験できたりもする。中でも最も盛り上がるのが、民家の2階から振る舞われるミカン撒き。観光客も参加できるので、ぜひ楽しんでほしい。また、お松引きの間には歌や踊りの余興もたくさんある。「木遣り唄」と呼ばれる、お松様を運ぶ際に歌う唄は一体感を生み、お祭りを盛り上げてくれる。併せてチェックしておこう。

3. 小さな「門松」をお土産にしよう。

「修羅」に飾り付けられる門松飾り。各家庭に飾られる本物の門松は、大きいもので150cmにもなる。その門松をミニチュア製品にしたものが、お土産として人気が高い。日本のお正月文化が感じられるお土産として、「小さな門松飾り」はいかが?

Information (基本情報)

  • 開催日時 2019年1月7日(月)
    毎年1月7日 13:00~16:00頃
  • 開催場所 山梨県北都留郡丹波山村宿
    国道411号線
  • 一般参加の可否 祈祷などの神事ごと以外は参加可能。
    綱を引いたり、みかんを取ったりすることは可能。
  • 外国語対応の有無
  • Wi-Fiの有無 道の駅「たばやま」に有り(会場から300メートル離れています)
  • トイレの有無 公衆トイレ、公民館のトイレが利用可能
  • その他の便利情報(更衣室など)
  • HP

    http://www.ta-kankoukyoukai.com/

  • 問い合わせ先 丹波山村観光協会
    0428-88-0411

Rules & Manners(参加のルール&マナー)

・周辺が混雑する「みかん撒き」のピーク時は、小さい子供たちもいるので周りに注意。
・無料で振る舞われるお酒の飲みすぎに注意。
・国道沿いの片側通行止めにて開催。反対車線の通行車両には十分に注意。

Access Map (アクセスと地図)

丹波山村へのアクセス

[最寄り駅]
JR青梅線:「奥多摩」駅

[最寄りバス停]
西東京バス:丹波山村「中宿(なかじゅく)」駅
※奥多摩駅発から中宿駅まで56分

会場
山梨県北都留郡丹波山村宿
国道411号線
「中宿」駅から徒歩1分

Makoto Terauchi
ライター
兵庫県出身。朝起きるとまず30分間マンガを読む。